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2009.06.11

ココロコロガシ

で、仕事が追い込み中なのですけど、昨日は川崎まで芝居を観に行ってきましたよ。
カプセル兵団の『ココロコロガシ』

結論から言うと、実に楽しめました。

「精神世界で、観念や意志が実体化する戦い」という設定であるため、カプセル得意のパワーマイムが「その技法で表現している」事に留まらず、「作中で起きている現実」になっています。
また、この劇団はアニメや漫画からの引用を小ネタ、パロディとして多用して、作品内容によってはそれが全体のムードを壊したり、過剰なおふざけになってしまうという事もあるのですけれど、今回は「フィクションの力」自体がひとつのテーマになっているため、その引用が作中できちんとした意味を持っています。
このあたりは、雨宮慶太という外部の人間がカプセルのために考えたストーリーだからこそ、かも知れません。
(ちなみに『人造人間ハカイダー』のミカエル戦車ネタもあったり)

登場人物は多いけれど、それぞれポイントがはっきりしている上に、メインの主人公がきちんと立っているのでとっちらかった印象はありません。もうちょっと掘り下げて欲しいキャラもひとりふたりありましたが、それはもう贅沢の領域でしょう。これに関しては、吉久が脇に回ったのもプラスに作用しているかな?
日替わりゲストは桜塚やっくん(というより、私にとっては声優・斎藤恭央の印象が強いのですけど)で、彼の出番は客席いじりや共演者いじりなど演芸的なにぎやかさがあって、これも舞台全体の流れをギリギリ阻害しない楽しさになっていました。

こうなると他のゲストの回も見たいけれど、遠い、忙しい、もうほぼ満席という三重苦なんですよねぇ……。

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コメント

なんと!雨宮慶太氏は舞台演劇の脚本も手がけていたのですか。
 多才なお方だ・・・

投稿: 今井 | 2009.06.11 12:14 午後

もともとここの劇団が「ゼイラム」の舞台版をやったので、その縁で書いた作品らしいです。今回の台本は。

投稿: 葛西伸哉 | 2009.06.11 06:42 午後

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