エンジェル・ダスト
今年二本目の観劇は、劇団ファントマ。新宿御苑の駅に降りたら、出口でビラを配ってました。
コンピュータの反乱、仮想空間、ヴァーチャルキャラクター、退廃と統制などSFの古典的な材料を上手く用いて、緊張感とドラマのうねりが心地よい舞台です。
異形の存在感を放つ美津乃あわと、野趣と生命力に満ちた浅野彰一の二枚看板に、今回から入団した藤元英樹の飄々とした演技が加わってぐっと厚みが増しました。
冒頭のナレーションがただの比喩だと思っていたら……だったり、笑いを取るためのネタだと思っていたら実は……とか、ファントマの持ち味がいい形で出た見ごたえのある芝居でしたね。
シリアスなクライマックスが近づいてもまるで独立したコーナーみたいにギャグが入るのは評価が分かれるところでしょうが、今回のように本筋の描写と上手く絡んでるのなら、私としてはOKです。
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