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2006.10.14

ヒマラヤ頭巾団

知人がmixiの日記で勧めていたので行ってきましたザムザ阿佐ヶ谷。
(思えば、この会場は月蝕のウテナ以来か)

パワーマイム系の表現もずいぶん慣れたつもりでしたが、この「ひげ太夫」の公演はインパクトありましたよ。なんというか、生の舞台が見世物である事に自覚的とでもいいましょうか。内容もわざとらしいまでにエキゾチックですし。
演者は全員女性で9人(しかもほとんどはヒゲを描いてる)、それがマイムというよりは組体操と称すべき「高さ」に拘った大胆なパフォーマンスを繰り広げます。峻厳な山々や壮麗な寺院、風景や大道具、風や水や炎を人体だけで表現するのはもちろん、マンガ的な「効果線」まで生身の身体だけで現出させてしまうのです!

第一印象は強引で豪快、力ずくで無理矢理なように見えて、実は緻密で繊細。何しろ9人が淀みなく、途切れなく、流れるように人になり、装置になり、効果になるのです。ほんの一瞬でもどこかで躓けば全体が破綻するであろうものが、スピード感抜群で展開するのですから!

たまたま今は仕事が谷間で時間があるので、連続で芝居を堪能してしまいましたよ。
ようやくプロットが通ったモノがあり、企画が動き出したモノもありで、これからはまた忙しくなりそうですわ。
(でも来月のファントマはチケット取った(笑)

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2006.10.12

マジヨ!

今回は武藤晃子が他の舞台に客演しているため不在ですが、その分、神部みゆき&渋江譲二という「響鬼」つながりの強力ゲストを招いてのTEAM発砲・B・ZINの新作は「魔女っ子」モノでした。

ヒロインは、魔法の国からやってきたけれど使命も果たせず、結婚して普通の人間になる事も引退して魔界に帰ることもないまま20年が過ぎ、今ではとうとう33歳の魔女っ子という凶悪な設定!
発砲らしいストレートなメッセージを、今回はいつもにも増して大胆な表現で見せてくれました。スライドやパネル、ダンスを駆使した独特の効果には引きこまれます。

主演の小林愛には安定感がありますし、脇にまわったきだつよしは森貞文則と名コンビで活き活きとしたアクションを披露。福田千亜紀は美しさのなかに哀愁があり、平野勲人はメリハリの効いた演技に発砲ファンには嬉しいオマケつき。渋江&神戸という美男美女の存在をとことん活用しているのもGood。
個人的な評価としては発砲の中でもかなりのアタリですね。

あ、そうそう。カーテンコールで印象に残ったミネラルウォーターのボトル&うちわを手にしたままの渋江と、走り方がチャーミングだった神戸は特に記しておきましょう。

あ、もちろん帰宅してすぐにHJ文庫の後書きは書き上げてメールしましたよ。

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2006.10.11

新作打ち合わせなど

MF文庫の担当さんが交代するという事で、引継ぎを兼ねた打ち合わせ。
全然何も考えてなかったのですけど、雑談から話を転がしていったら、その場でいきなり基本方針がまとまってしまいました。
まだアイディアの糸口程度ですけど、上手く膨らんでくれそうな手ごたえ。やはり私の場合はひとりで頭を抱えているよりも人と会って話をする方がネタが動きますね。先日もファミ通の担当さんと話し合った結果、こじれて固まっていたプロットに突破口が見えましたし。

帰宅してさっそくネタを転がしてメモをまとめ、早めに就寝しようかという頃にHJ文庫の担当さんから電話。『ブレスレス・ハンター』2巻の後書きを出してください、との事。
あはは、すっかり忘れてました。いや、作業の流れとしては編集サイドでページ数を確定させてからなんですが、日程を考えるとそろそろ大まかな目処を立ててネタを考えておくべきでした(後書きは苦手なんですよ)。
さすがに明日は専門学校の講義があるし(だから早寝するのですよ)、芝居のチケットも取っているので、金曜の朝一番まで待ってもらうようお願いしました。
ホント、今年はいい感じで忙しいので、このペースを来年も維持したいですね。

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2006.10.06

SCRAMBLE Egg

HJ文庫のゲラチェックを終え、二週連続で行って参りました、笹塚ファクトリー。
ちなみに来週は発砲の予定があるので三週続けての観劇ですな。
(なお、先日は『スケバン刑事』と『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』のハシゴをしたりとか、結構充電しております)

IQ5000は久しぶりですが、期待にそぐわぬ出来でした。1時間20分と短めですけれど、濃厚な密度とスピード感がありました。
養鶏場という「管理された楽園」が舞台ですから展開はもう最初からミエミエなのです。でも、だからこそ見ているこっちも最後のカタルシスは早めに予見されます。そして単純になり過ぎない適度な表現のツイストを加えながら、クライマックスに向かって感情のエネルギーをぎりぎりと引き絞っていくのが実に快感でした。

安直なディストピアものでも管理社会批判でもなく、養鶏場全体が卵と相似形だったり、安住の地を必要とする「命を生み出す者」と、そこから飛び出していく「物語を生み出す者」の対比が描かれていたりというのもよかったですね。

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