ムーヴィン・アウト
いつもはチケットが3~4000円代の芝居ばっかり観ているのですけれど、今年はちょっと個人的に景気がいいので思い切って奮発してしまいましたよ、ブロードウェイミュージカルS席って奴を!
まあ、ダンスは完全に門外漢なんですがビリー・ジョエルの曲が好きなんです。
「イタリアン・レストランで」なんか聞くたびに心のどこかのスイッチが入って涙腺緩んじゃうくらいに(で、この曲が今回オーバーチュアの後の一曲目であり、フィナーレナンバーでもあるのですな)
前日からビリー・ジョエルのCDを聞き返し、「ビリー・ジョエル詩集」で歌詞の内容を理解して予習。日本語字幕がつくとはいえ、文字に気を取られてダンスが堪能できないんじゃ勿体なさ過ぎますから。
感想ですが、もう最後は手がひりひりと痛むくらいに拍手しました。
ビリー・ジョエルのナンバーのみで、セリフはほぼゼロ。後はダンスだけによる表現。つまり「ことば」部分は全部元々の歌詞に準拠してるのですけど、ストーリーはスムーズに繋がっています。
「え? あの曲のこいつとこの歌の彼女が同一人物……わ、ちゃんとキャラが繋がって膨らんでるよ!」「この歌のこの歌詞が、こういう意味になっちゃうのか!」など、予習の甲斐がありました。
前述の通り、ダンスについては語る言葉を用意できない身ですが「素顔のままで」の、スローなナンバーと端正ながら早い動きが綺麗に調和してジェイムズとジュディの素直ながらまっすぐな恋を表現していたのと、対照的に「ビッグショット」でのブレンダとトニーの激しく求め合いながらすれ違う愛情は印象深かったですね。
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