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2006.05.30

ゲラ2セット

前の日記でも書いた通り、6月末と7月初日に連続で本が出ます。
で、当然と言えば当然なのですけど、両方のゲラが今日一度に届きました。両方を今日明日中に片付けて、明後日には提出です。
いやぁ、嬉しい悲鳴って奴ですか?

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2006.05.28

連続発売

ここ数日、風邪でダウンしてました。いや、まあ、まだ治りきっていないので油断は禁物ですが。仕事の大きな山を抜けたのでひと安心したところに天候不順があったせいでしょうか。

さて、その仕事の話。
6月30日にファミ通文庫から『だめあね☆☆山からブルマがおりてきた』、翌7月1日には新創刊HJ文庫から『ブレスレス・ハンター(1)』が発売の予定です。
多分、葛西がこれまで書いた中でも最もアホな作品と、最もシリアスな作品の連続刊行という事になりました。宜しくお願いします。

さて、某社用の原稿も進行中ですし、MF文庫用の新企画も考えなければ。

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2006.05.14

踊れ!アミーゴ

ファミ通文庫の原稿を何とか昨日のうちに目鼻をつけて、最終日に駆けこみで見てきました。『映画クレヨンしんちゃん』の最新作(もう一日早く仕上がってれば、韓国まんがまつりに行ったんだけど……)。

ここ数年では、いちばんまとまりが良かったと思いますね。特に去年一昨年と、抽象的・形而上的な設定を強引に持ち込み、必要以上にひねった事をしようとして消化しきれなかったのに比べると、今回は「ホラー」という軸を一本きちんと定め、変にメッセージじみた事を込めなかったのがいい方に働いたのではないでしょうか。

ホラーに徹した前半の演出力はかなりのものです。ショックを恐怖と錯覚させるやり口ではなく、きっちりと「家族や友人、同僚という身近な人間が『違う何か』と入れ替わっていく」という恐ろしさを描ききっています(日曜午前の某番組にも見習ってほしいところ)。
ボディスナッチャーテーマで、ゲストヒロインがジャッキー・フィーニーという小ネタも楽しいところ。彼女がまたなかなか魅力的で。

ただ、残念なのが全体的な笑いどころの不足。まあ、これはホラーと両立が難しいっていうのはありますが、そのためか終盤サンバやらこんにゃくやらが出てくるのですけど、これが前半とはかみ合わないというか、強引にくっつけているだけで、木に竹を接いだような違和感が拭えない点。
もうひとつは、クライマックスで野原一家やかすかべ防衛隊のメンバーの活躍が不十分な点。いや、一応物理的には立ち回りしまくってるのですけど、基本的には映画ゲストの正義の味方に助けられ、ただ敵の雑魚を片付けてるだけなんですよ。やっぱりそこが物足りないのです。

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2006.05.08

動物映画のハシゴ

原稿にひと区切りついたので、知人と連れ立って映画の会。お題は『小さき勇者たち ~ガメラ~』と『トム・ヤム・クン』。
両方「ナマの実物動物が登場し、主人公は自分が育てた大切な動物のために危険の中に飛びこんでいく」というお話なのですね。そこまで考えてこの組み合わせにしたわけじゃないんですが。

前者はシナリオの整合性(特に子供たちの行動、クライマックスでのヒロインの影の薄さなど)に難点が散見するものの、悪くない映画でした。
近年の怪獣映画って「人間の味方、昭和後期ゴジラ」への反動で、とにかく怪獣を「人間には理解不能・人間の事など気にしない存在」にしたがるのですね。アプローチは「破壊神」「生態系の守護者」「リアルな生物」等と異なれど。
その結果、独自の面白さを持った映画が生まれたのは事実ですが、一方で「怪獣が暴れている事、戦う事」と「人間サイドのドラマ」が乖離しがちでした。
ところが今回の『小さき勇者たち』は真正面から怪獣と少年の間に個人的絆を作ってしまったのですよ。このアプローチは一周回って新鮮でした。また、怪獣よりも建物が大きい状況での画面作りや殺陣も見ごたえがありましたね。
敵怪獣のジーダスが華に欠けますが、こいつが「ただの巨大生物」から半歩しかはみ出していないからこそ、大ラスでガメラが「飛ぶ」「火を吐く」のがヒーローの特殊能力として映えます。
ただ、いちばんひっかかったのは少年がガメラを育てるのに、餌の描写がまるっきり無かった事ですか。漁師町で食堂の息子なんですから、チャンスはいろいろあるでしょうに。ワンカットでいいからコレを入れてくれれば、ガメラの生き物っぽさ、少年との絆がぐっと強まったはず。特にジーダスの方がちゃんと人間を食ってるだけに残念です。

『トム・ヤム・クン』は、物語としてのまとまり、膨らみは『マッハ!!!!!!』の方が上です。特にヒロインの魅力が乏しい上に、ストーリー本筋にほとんど絡まないのはマイナスポイント。アクションも、いろいろ目先は変えているものの中盤やや飽きがきます。
しかし、それでも終盤のアクションはいろんな意味で一見の価値アリというあたりでしょうか。最強・象骨拳とか(笑
個人的にいちばんインパクトがあったのは、クライマックスの序盤、主人公が敵地に乗りこんだ後ですかね。ここでの主人公の戦い方が「相手の攻撃を受ける→取った手足の関節を極める→そのまま殴り飛ばす/投げる→折る」という非情にスパルタンなものなのですよ。で、敵の雑魚があたかも『仮面ライダーカブト』のサナギワームのごとくどこからともなく無尽蔵に湧いて出るのです。
結果「骨を折られて動けないが気絶もしていない敵の雑魚が、床一面に倒れて呻いている」という、何とも居心地悪いというかシュールな絵が……。

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2006.05.06

仕事の話

私にとってGWは行楽ではなく、仕事の時期です。休日のタイミングを合わせなければならないような家族も友人もいませんし、わざわざ混んでる祝祭日に遊びにいく必然性もありませんしね。

連休前に何とかホビージャパンHJ文庫用の原稿を手直しし、昨日は『だめあね☆』2巻の原稿に目鼻をつけて担当さんにメール。
『だめあね☆』は短編連作の形式をとっているので、作業効率向上のために1エピソード上がるごとに提出しているのですが、そのおかげで先日、早くも今回の新キャラのデザインがうなじさんから上がってきました。
詳しくはまだ内緒ですが、これが実に素晴らしい! しかも、絵の脇に書かれているキャプションが私のテキストからさらにイメージを膨らませたもので、いい刺激になりました。
実は一巻でも智乃の外見とか藍のソロバンにまつわるディテールとか、うなじさんの絵(&コメント)に助けられて膨らんだ部分も大です。
『だめあね☆』2巻は夏にはお届けできる予定ですので、お楽しみに。

もっとも、これひとつ上がったからと言ってのんびりとはしていられません。
HJ文庫の原稿ももう一度見直しておきたいですし、連休明けにはまだ具体的な話ではありませんが、某社と顔合わせの予定もあります。

そして、残念ながら『不思議使い』は2巻でシリーズ打ち切りという事が決まりました。
1巻はイラストやタイトルに興味を持って買ってくれた方がいたけれど、2巻を手にとらせるほど本編の面白さがなかったという事でしょう。
元々、2巻のゴーサインが出るのが難航していたため、起死回生を図って新キャラを出したりヒキを強くしたりもしましたが、結果的に未解決の伏線、消化不良だけを読者の皆様に残してしまった事になってしまいました。お詫びの言葉もありません。
幸い、MFの担当さんからは「新しい作品を」と言われていますので、こちらも連休明けには改めて打ち合わせて、方向性なり狙いなりを考えませんと。

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