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2005.07.16

SF大会HAMACON2(初日)

 日本SF大会「HAMACON2」参加のため横浜へ。
 実のところ、私は熱心なSFファンではありません。それどころか「熱心な」を外しても該当しないでしょう。古典的な名作と言われるものもほとんど読んでいませんし、一部のファンや関係者の言動には反発も感じます。
 今の日本におけるSFはカレーに喩えられるかも知れません。SF的なギミックやガジェット、概念は完全に普及し、定着し、そして変質してアニメや漫画、ゲームの中に適応して根付きました。カレーパンやカレー味のスナックなども普及もしています。それは本来のインド料理を愛する人から見れば「本質からかけ離れたカリもどき」という許しがたいものかも知れません(なにしろビーフカレーなんてものがスタンダードなんですから)。
 しかし、カレー好きは「源流としてのインド料理」に遡りたいのではなく、日本料理として定着したカレーが好きなだけなのです。送り手のひとりとしても、別にインド料理に近づくつもりはなく「もっと美味しいカレー」を作りたいだけ。時にはインド料理に触れる事はあっても、それは「インドの本物のカリ」を学ぶためではなく、「日本料理としてのカレー」をもっと美味しくするための研究であり、工夫なのですよ。少なくとも私にとっては。

 会場でもらったプログラムはタイムテーブルの一覧表がなく(後にコピーで配られましたが)、全部読んでも結局それぞれの企画に誰が出てどんな事をするのかがわからない点が多く、ちょっと難儀しました。
 OPの後、まずは「萌え萌えガイドライン」へ。ライトノベルに疎いSFファンのためにライトノベルの「萌え」をレクチャーするという趣旨の企画でしたが、話の展開上「キャラの性格や演出」「ビジュアルデザイン」「絵柄」の区別をせずに取り扱ってるのが歯がゆい印象。
 次に「電撃文庫15周年を振り返って」を覗きに。最初は客席で暢気に見物していましたが、終盤某氏の陰謀で前に出てコメントする事になってしまいました。こういう場だと他の作家は全員「商業的実績」「作品の質」「将来性」のうち最低でもどれかひとつ、ことによっては三項目全部で私より上なので、非常に肩身が狭く、同時に面映くもあります。
 その後も、見たい企画はいくつもあったのですが、ちょっと小腹を満たしに行ってるうちに、目当ての部屋はどこもかしこも超満員になっていたため、マッドサイエンティストカフェで時間を潰した後、終了時間後に同業の友人知人と合流。河岸を変えての歓談となりました。この日、初めて直接お会いした方もいて、いろいろ参考になるお話や単純に楽しい話を聞けました。

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