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2005.07.14

シスの復讐

 MF新刊の発売日も内定し、ファミ通の原稿も昨日やっとひと段落。週末はSF大会という事で、このタイミングを逃すと見そびれるかも、と考えて行ってきました、『スターウォーズ』。

 シリーズの熱心なファンではない身としては、映画を鑑賞したというよりイベントに立ち会ったという気分ですね。
 一作目(今で言うエピソード4)では無邪気で野放図な冒険活劇ながらメリハリが利いていたのに、シリーズが続くたびにどんどんスケールが小さくなっていき、本作は本当にただ辻褄あわせに終始したというのが正直な感想です。
 銀河帝国は安易な陰謀でできたたった一世代の歴史しかない国、ジェダイは保守的で無能な官僚主義者の集団、ダースベイダーは素質に思い上がって一人相撲の挙句に破滅した青二才……。しかも、どんなに悲劇的に見せようとしても、結局最後にはベイダーが親子の情に絆されて再転向した挙句、皇帝をボディスラムで投げ捨てて、イウォークが森の木陰でどんじゃらほいするわけですしねぇ。
 後づけの詳細な設定というのは世界を外に拡張していくのではなく、実は箱庭の広さを既定していくだけなのかも知れません。SWに限らず、ね。
 ついでに、今や映画で「どんなすごい映像」も当たり前になってしまっている以上、自己模倣に終始せざるを得ないSWはむしろ凡庸になってしまいましたし。

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イウォークイウォークは、映画『スター・ウォーズ/ジェダイの復讐』『イウォーク・アドベンチャー』『エンドア/魔空の妖精』に登場する架空の生物種。衛星エンドアに住む種族で、クマのぬいぐるみのような外見で、身長はおよそ1メートル程度。文明程度はまだ原始的なレベルであり、武器としては斧・剣・槍・弓矢などとい...... [続きを読む]

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