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2005.06.29

戦国自衛隊1549

 当初の締め切りより一日遅れるも、何とか昼過ぎにMFの原稿を仕上げて担当さんにメール。さらに、平行して進めていた某社向けの企画書も仕上げました。
 これで何とかひと段落だけど、難航しているファミ通向け作品の手直しが残ってるのでした。ふぅ。

 実は今日は友人グループで「恒例の映画ハシゴ」の日だったのですが、スケジュールがぎりぎりだったのでパス。その代わりと言っては何ですが、地元シネコンのレイトショーで「戦国自衛隊1549」を観てきました。
 うーむ……正直、いまいちの映画でしたね。歴史や軍事に関して、決して詳しくない私が見ても穴が多すぎます。敵も味方も、自分たちが予期している事態に対して無策すぎますよ。的場は現代から追撃(救出)部隊が来るのを予想していたのなら、なんでそれを取り込むなり騙すなりして戦力の補充を図らないんですか? ロメオ隊だって的場殲滅まで視野に入れてるにしてはあっさり奇襲受けすぎ!
 しかもガランダー帝国もびっくりの東京フライパン作戦(しかも無意味。あの時代の天下取りが目的なら関東壊滅させても効果は低いし、日本を誇りある強国にしたい奴が今後長期に渡って無為に国力を低下させるような手段を取るのは何のため?)
 ドラマの面でも、かつては似た思想の持ち主であっただろう鹿島と的場の間に生じた対立と葛藤が弱く、しかも主人公が自らの意思ではなく「予定調和」の達成を目的に行動してるので、単にパズルを解くだけでカタルシスがありません。「俺たちは歴史の辻褄あわせをしただけなんじゃないか」って、作り手が分かってるなら何とかしてくださいよ!
 映像面では、せっかく燃料や弾薬補給という難問を力技で解決したくせに、案外現用兵器が活躍しません。攻撃ヘリは敵味方ともほとんど移動や偵察に使われただけで撃墜されちゃいます。
 手塚監督、「ゴジラVSメガギラス」では殺陣の面白さのために余計なファクターを全部とっぱらった潔さを感じたのですが、今回はちょっと不満が残りました。

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2005.06.26

バカ映画の日

 都内でバカ映画のイベントが二連発という美味しい日。MFの締め切りが迫っているのだけど、さすがにこれは見過ごせません。
 まずは新宿ロフトプラスワンの「新宿タクラビジョンまつり」に向かうと……私が甘かった。開場時間の少し前に着いたら会場から離れた公園に行列が作られていて、既に入りきるかどうか怪しい大人数。まさか内地の人々がこんなにタクラビジョンに飢えていたとは。
 まあ、私は北海道での上映会などで過去の作品は既にほとんど見ていますし、今回の新作はまたいずれ鑑賞の機会もあるだろうと判断して、一度帰宅する事にしました。
(なお、帰りの電車内でMFの原稿で行き詰っていたポイントを改善する方法を思いつきました。やっぱり家に閉じこもってちゃいけませんな)

 夕方、改めて今度は「映像温泉芸社」の上映会「芸社より愛をこめて」のために野方へ。
「タクラビジョンまつり」から流れる人がいたらまずいと思って早めに会場入りしたおかげで、こちらは無事にいい席を取れました。
 観客が全員「ウルトラセブン」を知ってるのを前提にした幕間のギャグ(そもそも、上映会のタイトル自体、12回目だから)にも笑いましたが、やはり各作品強力でしたわ。
「女エアーコップ」とか「百人戦隊ヒャクレンジャー」とか、タイトルから想像できる「まんま」の作品ですが、どちらもネタだけの出オチに留まらず、着実な映像技術で実にいやーんな快作に仕上がってます。実に好み。他のもみんなクオリティ高く(「ビデオレター」をそう言っていいのかは微妙ですが)、いい刺激を受けましたわ。

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2005.06.16

謎のコンボイが手に入った

 さて、MF用の原稿を読み返していると宅配便が。開けてみると「トランスフォーマー・謎のコンボイを手に入れろ」キャンペーンの賞品「ライブコンボイ」でした。
 ……本当に当たったの? 一口しか応募してないのに? 同じ時期に応募した「アムドライバー」のファイナルキャンペーンはありったけのポイント送ってなしのつぶてだったのに?
 自分の幸運を素直に喜ぶというより、応募者数が少なかったんじゃないかという不安というか妄想の方が先にたってしまいますわ。

 で、そのライブコンボイ現物。確かに出来はいいんですけど、驚きがないんですよねぇ。
 極論してしまえば「実在する何かがロボットに変形。そのロボットは自由にポーズがついて、更にさまざまなギミックも内蔵している」というのがTFのひとつの理想なら、その理想はG2で既に達成されてしまっているのではないでしょうか? 変形モチーフの目新しさもBWがひとつの極地に到達してしまってますし。
 同じロボット玩具でも、年ごとに「ライト&サウンド」「電動」「変形合体そのものの面白さ」など目先を変えられる戦隊ロボとは違い、ひとつの方法論を繰り返し用い、しかもコンボイやスタースクリームなど、ほぼ同じキャラクターでありながら前とは違う玩具にしなければならないTFというのは苦しいのかも知れません。

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肩の痛みと打ち合わせ

 日頃の酷使や不摂生が祟って、昨日から右肩から首筋にかけてかなりの筋肉痛が。このまま放置していては痛みで作業もままならないため、朝一番で近所の接骨院で治療してもらいました。前にも一度、似たような症状の際にお世話になったのです。
 かなり楽になったものの、蓄積された凝りが一度ですっきり消えるはずもなく、しばらくは通った方がよいとの事。まあ、自業自得ですか。

 午後からはMF文庫の担当さんと打ち合わせ。恐らくは最後のブラッシュアップになるでしょうが、今日のところは筋肉痛の腕を休めるためにも、プリントアウトを読み返してチェック箇所を頭に入れる事に専念しましょうか。

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2005.06.06

またひと息

 ファミ通文庫用の新作、手直し原稿を先方にメール。集中力が衰えているのか、もっとあちこち手直しする事になるかと思っていたのに、どうもまだ不十分というか、不満が残る状態です。
 いつもは明確なコンセプトを立て(商人ファンタジーとか、佐々木小次郎にエクスカリバー持たせるとか)、それがブレなければOKというのが私のスタイルですが、今回は通常とは発想のプロセスそのものが異なるせいか、どうも勝手が違うようです。
 まだまだ編集さんにはお手数をかけてしまう事になりそうですが、何とかいい出来のものを仕上げ、できるだけ早く読者の皆様のもとにお届けしたいものです。

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2005.06.03

Zガンダム 星を継ぐ者

 映画ハシゴのもう一本はこちら。噂には聞いていたのですが、平日の夕方とは思えない客の入りで、上演40分前に劇場に入ったのですが、既に20人ほどの先客がいました。

 言うまでもなく、基本的な物語はTVと同じなのですけど、確かに「新訳」と呼ぶに相応しいアレンジメントが施されていました。言ってみれば、同じ歴史的事実を材に取りながら解釈が異なるフィクションとでもいいましょうか。
 それと富野監督というのは大量のディテールの積み重ねに持ち味のある人だと思うのですけれど、TVシリーズではどうしてもエピソードごとに表現がぶれ、あるいは製作中に方針が変更されたりして、相互矛盾が生じてしまうのも避けられないところ。それが劇場版として再構成する事ですっきりわかりやすく、濃縮されています。まあ、一本の映画として予備知識のない人に薦められるかというと?なんですけどね。
 旧フィルムと新作画部分を調和させるための映像処理は充分とはいえず、どうしても違和感は残っていますが、映画そのものの面白さのおかげでそんな些細な事は気になりませんでした。

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オペレッタ狸御殿

 鈴木清順監督でも、主演のオダギリジョー&チャン・ツィイーでもなく、浦沢義雄脚本目当てで見に行ってきました(「カミタマン」DVD化希望!)
 個人的には実に楽しい映画でした。普通の物語を期待する人にはついていけないでしょうが、「映画」の一側面である「見世物」としての魅力を追求した快作です。変な人たちが変な格好で変な風景の中で変な踊りを踊り、変な唄を歌うのですよ。これが面白くないはずがないじゃないですか。
 特に「びるぜん婆々のマイウェイ」はシチュエーションとも相まって笑いが止まりませんでした。
 びるぜん婆々の由紀さおりのみならず、美男美女ぞろいのキャストの中ぬけぬけと「生きとし生けるものの中で最も美しい」と言ってのける安土桃山を演じる平幹二朗や、昔の印象とは大違いの唄を披露してくれた薬師丸ひろ子など脇も魅力的でした。

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