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2005.03.25

HELL FIGHTER

 仕事の合間を見て観劇へ。
 InnocentSphereという初めての劇団ですが、カプセル兵団を退団してフリーになった田中精氏が客演するという事で興味を持って渋谷まで。
 ただ、実際に観た感想としては正直高い評価はできませんでした。青山円形劇場の独特な構造を持て余し気味で、観客の視界を考えていない舞台構成が目立ちました。端の方の席だと、スライドで投影した画面がほとんど真横からになってよく見えなかったでしょうし、下手をしたら真横に首を向けなければ見えないようなシーンもあったはず。
 ストーリー面でも主人公の動機やメインモチーフになる本のないように説得力が乏しく、登場人物間の人間関係が通り一遍の安直なものに見えるため、キャラの感情が伴わない観念を単なる手続きだけで辿っているようで……。最終的な決着の付け方も私には納得できないものでしたしね。
 表現の面でも、登場人物の「獣化」をメイクピースの装着で表現するのは安易。客席からは見えづらく、獣と化している状態とそうでない状態の区別が難しい上に、はっきり見えたら見えたで陳腐に感じられてしまいました。
 ちょっとストーリーや表現でひっかかるところが多くて、役者の魅力を味わう余裕がありませんでした、残念ながら。

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