2008.07.17

カンヅメ

ちょっとした勘違いとスケジュール管理のミスから『サヴァイヴド ファイブ』2巻の原稿がヤバい!
今まで締め切りと枚数は比較的苦労せずに来た身ですが、今回はシャレにならない状況だったので、自主的にカンヅメを決行しました。

ファミレスや漫画喫茶に篭って……というプチカンヅメは日常茶飯事ですが、今回はテキスト打ちにしか使えない超ポンコツノートパソコン担いでホテルに泊まり、自らを『原稿を書く以外にする事がない』状況に追いこむという本格的なもの。
おかげで、いつもの3倍近い効率で仕事が進みました。

単純計算で言えば、このペースを完全に維持できれば1週間で1冊分のテキストを打つだけなら打てるという事が判明。まあ、さすがにこの状態で集中力や体力が続くのは3日くらいが限度でしょうね。

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2008.06.13

雷神ウツボ

週明けまでにゲラチェック、来週一杯までにファミ通のプロットとGAの後書きを何とかしなければならないのに芝居に行ってきました。いえね、前からチケット取ってたもので。

おなじみ、ひげ太夫の『雷神ウツボ』です。
今回も痛快なストーリー(今回はいつもよりラブロマンスwが多めだったかな?)と大胆なパフォーマンス。
前回に引き続いての4段重ねの迫力は当然としても、今回インパクトあったのは「ひとりの肩の上にもうひとりが直立したタワー」がふたつ追いかけあう動きですね。

さて、このエネルギーで仕事を進めねば!

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2008.06.12

仕事の話

10日は講義で6時間喋った後、エンターブレインに出向いて『キャラふる♪』2巻に向けての打ち合わせ。
具体的なイメージはほとんどなかったのですが、顔合わせしてネタ出しを始めた途端にいきなり今回のコンセプトが降ってきました。
理屈を一個ずつ積み上げていくタイプの私としては珍しいパターンです。
後は、このネタが上手く膨らむように周辺を固めてやらなければ。

11日にはGA文庫のゲラが到着。本文の細かいミスについて編集&イラストレーターからチェックが入っているので、何とか上手く辻褄を合わせなければ……。

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2008.04.23

リバイバルメモリー

エンターブレインで『キャラふる♪』のゲラチェック、新担当さんとの顔合わせ、今後の予定の打ち合わせなどの後、また芝居を観てきました。

カプセル兵団の『リバイバルメモリー』、かなりの当たりでした。
表現をするという行為にはある種の「呪い」が付きまとっています。
何か独自性を出す事に成功すると、それ自体がひとつの「縛り」になり、どれほど斬新で特異なものであっても繰り返すうちに「いつもの特異性」が期待されるようになってしまうのです。
正直に言うと、ここしばらくのカプセルの芝居からはその「呪い」を感じざるを得ませんでした。
ユニークな表現がひとつの「枷」になり、パターンを狭めているのではないか、と。

しかし、今回は違います。
カプセルには珍しく、普通に持ち道具や椅子を使い、衣裳も(ほとんどは)普通のスーツ。
記憶と自我、存在、アイデンティティなどをテーマにした不条理劇ではありますが、いたずらに観念や言葉を弄ぶ事には陥らず、ちゃんとドライブ感のある物語の中に落とし込んでいます。
だからといって今までのカプセル兵団の持ち味を捨ててしまったのではなく、ガンダムネタや80年代ジャンプ漫画ネタ、あるいはスピード感溢れる転換などを「アピールしなければならない個性」ではなく「ひとつの手法」として使いこなした事によってメリハリの利いた舞台になっていました。
ホラーっぽいオチもよかったですね。

後はこれで、もうちょっと精度が高ければなぁ……。
セリフの噛みがやや気になるんですよね。

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2008.04.19

イエス斬り捨て

島国日本演劇祭の一本、友人と一緒に行ってきました。

内容はファントマでも好きな一本『幕末刀狂伝』の改作ですが、今回から従来の「劇団」スタイルから大きく体制を改めているため、期待と不安が半々でした。
何しろ中心となっていた主演俳優主演女優が両方抜けているのですし。

実際に観た観想としては充分満足できるものでした。
新しいキャストも地力があり、もともとの脚本がよく出来ているお陰もあってキャラがぶれたりせず、なおかつちゃんと独自の個性が出ていました。
浅野以蔵が粗野だとすれば、保村以蔵は素朴。美津乃武市がエリートの怜悧さを持つのに対し、盛井武市は野心家としての底知れぬ不気味さが漂っています。

話運びも『幕末~』で多少もたついていた部分がすっきりテンポアップし、猫ひろし&きんた・ミーノという飛び道具もきちんと飛び道具として活用しきっていました。
個人的には「♪どこから来たのかご苦労さんね、タ~イセィホーカーン」というしょーもないギャグが妙にツボに入ってしまいましたわ。

ただ「テーマ・宗教」という部分がちょっと取ってつけた感じになってるのは残念でしたかね?

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2008.04.11

NEN,GOO

久々の観劇です。

「島国日本演劇祭」と題して4劇団の公演がセットになっている中の一本。
新感覚チャンバラコメディミュージカルというアオリの通り、非常に盛りだくさんで賑やかなのは楽しかったのですけど、ちょっとホンが弱かったですかね?
主人公らしい主人公が不在で、何人かの中心人物のエピソードがバラバラで有機的に絡まない。殺陣そのものはいいのだけれど、いかにも「殺陣のための殺陣」でストーリーの中で意味あるものになっていない。クライマックスの結論がそれまでのエピソードから必然的に導かれたものではなく「あらかじめわかってる正論」でしかない。
何というか、全体的にぶつ切り感が気になりました。

まあ、個人的には武藤晃子と田中精のいい芝居が堪能できたので、とりあえず元は取れたってあたりですかね?

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2008.04.10

ドラマCD録音

5月下旬にいよいよ発売予定の『ブレスレス・ハンター』ドラマCD最終巻の録音に立ち会ってきました。
前の2枚でスタッフ、キャストとも信頼できるのはわかっていますので、私の方から注文を出すような事はほとんどないのですが、それでも今回は特別です。

まず第一に、最後の第三巻にしてついにベネトナーシュが初登場する事。彼女のイメージを確認しなければなりません。
そしてもうひとつ、今回はラストという事で葛西書き下ろしの「智笑美へのメッセージ」を優毅と勇生がそれぞれ読み上げるのですよ!

で、このテキスト自体はずっと前に先方に渡していたのですが……いや、やっぱり直に耳にすると面はゆいのですうよ、これが。
今までは一度シナリオライターの手を経ているので、比較的冷静に聞けたのですが(小説と、音だけのドラマではボリュームの差を別にしても当然媒体の違いによる差異がありますから、表現や解釈が違うわけですし)今回は私が書いた文章をそのまま読まれちゃったわけです。

ともあれ、ドラマCDはドラマCDで原作を理解していただいた上でひと味違ったものとして完結を迎えます。
お楽しみに。

さて、次の仕事も進めねば。

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2008.03.24

いろいろ近況

5月発売予定のファミ通文庫新シリーズのために担当さんといろいろ打ち合わせたり。
GA文庫用の原稿をちびちび進めたり。
某社用の企画書がもうワンアイディアでなくて行き詰っていたり。

変な自主映画の上映会「映像温泉芸社」の上映会を観にいって死ぬほど笑ったり、会場で宇宙犬のフィギュアを購入したり。

後楽園ホールで『ROBO-ONE』を観戦して「父が作って息子が操縦する深紅のスーパーロボットが、子供服を着た怪ロボットを倒す」光景を目撃したり。

『時代劇の間違った見方 弐』というイベントで、おなじみ『破れ奉行』で悶絶したり。

まあ、いろいろあります。はい。

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2008.03.11

BBS

しばらく前からBBSが404になっていたのですが、これ、どうやらNiftyの仕様のようで。
一定期間書き込みがなかったら自動的に削除されてしまうのですね。
スパムを弾くために画像認証機能をつけた結果、こうなってしまいましたとさ。

まあ、元々活発な場所ではなかったですし、5月まで新刊の予定もないので話題に乏しいのですが、ちゃんと復活させた方がいいですかねぇ?

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2008.02.10

きだ版ライダー絵巻 激突!電王VS信長(1)

※ここからの一連のエントリーは読む方の便宜を考え、逆順にしてあります。(1)~(5)のナンバー通りに読んでください。

さて、お目当てのイベント。
もちろんメインのお客さんは親子連れですが、大きなビデオカメラを構えている人あり、各バージョンの良太郎コスプレをした女性ファンの一団あり。

他のヒーローショーなどを見ていないので比較はできないのですが、映像の使い方など、しっかり「きだ芝居」でした。しかも、映画村という条件を活かし、主役の電王を立てながら客演ライダーへのリスペクトに溢れた素晴らしい脚本!
以下、内容の紹介を(セリフなど細部は不正確です。記憶頼りなもので)。

まずは冒頭。司会のおねーさんの定番「じゃあみんなで大きな声で電王を呼ぼうね!」
そしてスクリーンに映し出される大きな赤い目。しかし、現れたのはショーオリジナルのイマジン(顔はちょっとソードフォーム似)。

おねーさんに「望みを言え」と迫るも、彼女が口にしたのは「温泉に行きたい」とか「チョコが欲しい」(回によって違ってました)というもの。
望みのささやかさにイマジンは不満。
「歴史を変え、世界を変えるほどの大きな望み! それを叶えてやった時に俺は全てを支配する絶対の王となるのだ!」
「王はオレだぁーっ!」
ソードフォーム登場!
何ですか、そのクラウザーさんな現れ方は! この「元気でバカなお行儀の悪さ」がモモですよ!
「オレを無視して王とかほざいてんじゃねえ!」
デンガッシャーを組み立て(この見せ方がまた上手い)イマジンとのバトルが始まるも、相手は強敵。苦戦する電王。
『あらら。先輩、勢いだけじゃ駄目だってば。ここは知性派の僕に任せてみない?』
『ねーねー、ボクにやらせてよー。いいでしょ? 答は訊いてないけど』
ウラタロスとリュウタロスはセリフ&照明効果だけで表現。
「だーっ! 亀公もハナタレ小僧も引っ込んでろ! 今はオレが戦ってんだよ!」
己を無視して内輪もめを始める電王の態度を逃げ腰と採ったイマジンの「泣き言はやめろ」という一言にあいつが反応。
『泣き言……泣き……泣けるでぇ!』
早変わりで、ソードフォームからアックスフォームへ。そしてワイヤーを駆使して高々と跳躍し「ダイナミックチョップ」!
もちろんちゃんと先に言います。
しかしイマジンは素手で斧を受け止め、逆に電王を弾き飛ばす。さっきのワイヤーをもう一度利用した派手な吹っ飛びです。
再びソードフォームに戻るものの、イマジンは既に電王を相手にする気は失せています。
『時の扉』を開き、自らに見合う大きな野望の持ち主を探しに行こうとするイマジンに飛びつく電王。
「止せ! 俺以外がこの時の扉をくぐるとどうなるかわからんぞ!」
良太郎(声だけ)も『駄目だよ、モモタロス。僕たちが無理したら大変な事になっちゃうよ!』と訴えるも、もちろん電王(=モモタロス)は聞く耳持たず。
考えてみると、ひとりで掛け合いができる上に三の線も務まる電王というのはショー向きのライダーかも。

ふたりはもみ合ったまま『時の扉』の中へ……。
『時の列車デンライナー……』
ここでいつものナレーション&主題歌がかかり、スクリーンにはお馴染みのOPが。
うん、こういう「テレビと同じ」気分を高めてくれる演出は良し。
そして『きだ版ライダー絵巻 仮面ライダー電王 激突!電王VS信長』というタイトル!
今度は「いつもと違う」気分の方を盛り上げてくれます。
(続く)

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